先ほど、訃報を知り
ショックを受けている私です・・・
もうなんとも言えない気持ち・・・
あんなにカッコイイ横綱だった人が
まさかこんなに早く。
もう絶句しかありません。
私は現役時代は見ていなかったのですが
いろいろと動画など見ていても
そして親方として見ていても
とにかくカッコイイのひとことでした。
そしてこの前、ちょうど相撲中継の中で放送された
横綱に昇進した時の、あのオチャメな笑顔が
頭から離れないでいたのに。
ネットニュースでもいろいろとありますが
とりあえず少しだけ・・・
元横綱・千代の富士の九重親方が死去(NHKニュースさんより)
↑映像もあります。
朝青龍「涙止まらない…角界の神様」九重親方悼む(日刊スポーツさんより)
九重親方無言の帰宅、佐ノ山親方や力士ら迎え入れる(日刊スポーツさんより)
九重親方訃報に芸能界も衝撃 能町氏「都知事選どころではない」(スポニチアネックスさんより)
千代の富士は「誇り高い大横綱」元NHK杉山さん(日刊スポーツさんより)
解説者の舞の海秀平氏「幼いころからあこがれの存在」(産経ニュースさんより)
“ウルフ”の愛称で国民的な人気 昭和から平成へ、国技を支え時代を彩った角界のスターが逝った(産経ニュースさんより)
部屋の近隣住民も悲しみ「訃報に足震えた」「気さくな方だった」(産経ニュースさんより)
何だか本当にショック過ぎて
言葉には出来ない気持ちです。
2016年07月
こんにちわ
稀勢の里の綱取りの話題は
もうずっと前からいろいろと言われ続けてきましたが
ここ数場所は、綱取り場所と言われ
またまた来場所も継続になりましたね
優勝の日馬富士「いいライバルといい相撲取れた」(NHKニュースさんより)
日馬富士は稀勢の里の綱取りに関しては
この会見でも
「土俵の神様が決める事」と言っていました。
横綱にライバルと言わしめる強さは
やはり稀勢の里ならでは
白鵬もきっと
稀勢の里をかなり警戒しているのは間違いないです
歓喜の優勝から半年、琴奨菊の心境自らの相撲道を貫き32歳の綱取りへ(スポナビさんより)
琴奨菊のこのコラムは興味深いです
「どんどん殻に閉じこもってしまう自分がいた」
「視野を広げることを始めました」
この記事を、稀勢の里に是非とも読んで頂きたいものです
自分を受け止める気持ちの大きさ、ということも大事ですよね。
そして相撲だけをひたすらに考えていると
どうしても行き詰まります。
私も仕事の事ばかり考えて視野が狭くなり
行き詰まることもしばしばありましたが
私の場合は、息抜きに本を読んだりすることによって
何かしらヒントを得ることもありました
全く違う分野からいろいろと教わることは多いですよね
気持ちの余裕も大切です。
休む時はしっかり休んで、遊びに行ったりして
気持ちの切り替えも大事だと思います。
私の知り合いは、必死で勉強して
かなり難関の受験に合格しましたが
元々はそんなに成績も良くなく
大した学校にも行っていませんでした。
それでも本当に朝から晩まで
ずっと勉強して合格しました
そして言うには
「休みの日には、勉強を忘れて遊んで気分転換した」
そう言っていました。
成績の上がらない子は
休みの日もずっと勉強していたとも。
そして、メリハリが大切だと言っていました
確か、日馬富士も場所中は
相撲のコトをずっと考えるのもイヤなので
DVDを見たり、絵を描いたりしてると聞きました。
稀勢の里は実力はあるので
そういう気持ちの部分をもっと改善できたら
間違いなく横綱になれる資格はあると思います
そして綱取りについては・・・
元若の里、後輩・稀勢の里の綱取りへエール「まずは1回優勝すること」(スポーツ報知さんより)
兄弟子の若の里がこう言っています。
とにかくは優勝。
そして出来れば、連続優勝と。
私も全く同感です
協会はどうしても稀勢の里を横綱にしたくて
来場所優勝すれば横綱に推奨するとは思いますが
私としては、やはり連続優勝してからにして欲しい。
名古屋場所は、その前の2場所よりも
相撲内容はあまり良くなかったです
出来るならば、誰にも文句を言わせずに
誰もが納得する相撲で横綱になって欲しいです
そして全国の相撲ファンにしろ
協会にしろ
あまりにも重圧を掛け過ぎですね
どんなに強い人でも、これだけの注目をされて
固くならない方がおかしい・・・
ホント周りの期待があまりにも大きすぎます。
どれだけの精神的負担が掛かっているのかと思うと
稀勢の里が気の毒に思えます。
本当のファンならば
もっと静かに見守ってあげてはどうでしょうか
結果にいちいち反応して一喜一憂し
結局ガッカリするのでは、稀勢の里も可哀想です
稀勢の里ファンにも
気持ちの余裕が欲しいですね
ありのままの稀勢の里を受け入れて欲しいと思います。
日本人横綱が欲しいと言って
稀勢の里ばかりに重圧を掛けるのも
あまりにも可哀想に思えます・・・
何も稀勢の里にだけ押し付けなくても
もっと他にも期待できる力士を育てて欲しい。
妙義龍だって、横綱を目指していると言っています
正代や錦木などなど
若い力も、もっと伸ばしてやって欲しいです。
そして、何より
日本人横綱がいなくてもいいじゃないか
白鵬もそろそろ限界に近づいてきています。
日馬富士も、満身創痍・・・(泣)
鶴竜も、なかなか結果を残せずに苦労しています(汗)
あと何年横綱でいられるか
年齢のこともあり、そんなに長くはないと思います。
日馬富士ファンの私ですが
(悲しいけれど)
いずれは覚悟しなければ、と思っています・・・
今はモンゴル横綱だけですが
それぞれに、十分な結果を残して横綱になった3人です
文句のつけようがない昇進だったはず
それを日本人日本人と
そんなに騒ぎ立てなくてもイイじゃないか
成るべくして横綱になった人に失礼ですよね
横綱になる人は
誰が何と言おうとなるんです
私たちファンはただただ見守るしかないのです。
後は本人の努力次第です。
もっと静かに見守ってあげて欲しいと
私は切に思います。
ということで、また
こんにちわようやく、千秋楽も最後の記事になります御嶽海 VS 徳勝龍 (寄り切り)左四つになって、御嶽海の寄り切り徳勝龍は器用過ぎるのが却って欠点になっていますやはりコレといった自分の型がないと場所によって成績も安定しません何をしたいのかもっと自分の意志を貫くことが大切だと思いますそして御嶽海も何となく中途半端な気がするんですよねでもまだ若いし、これからだと思います今場所は上位との対戦で、何か勉強できたのならヨシ高安 VS 逸ノ城 (上手投げ)この時、ちょうどポケモンGOの話題があり「ちょうど、モンスターがいるじゃないですか」と北の富士さん (* ̄m ̄)プッ逸ノ城がイイ形になったが、上手を掴んだのは高安上手を掴む時の技は、高安が一枚上手ですね逸ノ城は、自分が上手を取ることも高安の上手を切る事も出来ません・・・高安がここで引き付けてから・・・上手投げ~(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!
大きな身体が、バッタリ落ちました (^▽^;)逸ノ城もまだまだな感じです。下半身の強化もしながら、技も身に付けねば今場所の高安はなかなか強かった稀勢の里と稽古を積んできたことはやはり大きいと思いますただ場所によっては、ケガなどの影響かあっけない負け方もするので来場所、どうなのかが早く見たいですね勢 VS 琴勇輝 (押し出し)今場所は調子が悪い琴勇輝・・・いつも攻めるのはイイのですが勢にいなされ、体を入れ替えられて最後は勢に押し出されました今場所はいつもこんなパターンばかりで攻めても足がついて行かないし突っ張りも上突っ張りで、威力が無かったですね勢に関しては、足のケガが響いたようですがそれにしても相撲にはあまり進歩が感じられません(^▽^;)何となく相撲に深みがないんですよね。先場所の日馬富士戦でも張り手を恐れて怖がっているのが見てとれましたが今場所の白鵬戦ではあまりの恐れように、何とも全国の勢ファンには悪いのですが・・・前に妙義龍が、誰とだったか取組の後で「張られたら張りかえすくらいの気持ちでした」そう言っていたのを思い出しました張り手を恐れてブルブル震えるのは見てても情けない気がします・・・栃ノ心 VS 正代 (叩きこみ)栃ノ心が前みつ
それを突き放して切った正代
切られて、体勢を崩した栃ノ心・・・ここで、下から突き上げる巧く回り込んで、逃げ回る正代そしてここから反撃開始
左を差して、前に攻めて行く!!
しかし、ここで栃ノ心が頭を押さえ
叩いた~
落ちてしまった正代・・・(;^_^A アセアセ・・・反対側から見ると
左を差して出て行こうとする正代
ここで栃ノ心が左で廻しを掴もうとし
ここで上手を掴んだが、正代が巻き替えに行った
もろ差しを嫌がった栃ノ心は、その腕を撥ねて
ここで頭を押さえ
この叩き・・・
最後は右腕でも突き落としに行っていました
掴んだ廻しを離しても、やはりもろ差しは嫌だったんですね・・・正代のもろ差しはそれほどイヤなんでしょう
マゲ掴みでの物言いが付きましたが
掴んでいませんでしたよねでも、確認するのはイイことです照ノ富士 VS 魁聖 (こまたすくい)照ノ富士は立ち合いから、左の前みつを掴み
右も差して
出し投げを打ち
魁聖が向き直ろうとしたところを
すぐに右で、魁聖の右足をつかみ
魁聖をひっくり返しました
これでやっと勝ち越しが決まり
関脇陥落を防ぎました~
勝ち名乗りを受け
フーと息を吐いた照ノ富士・・・
「こんなに場所が長かったのは初めて」と言ったそうですが
見てる方も、気が気ではありませんでしたよ
もう、頼むから治療に専念してくれーーー
組長は
「手術するのと治療するのと
どちらが長くなるか分からないので手術はしません」
そう言っていましたが
どちらにしても
出場し続けるのは、ケガを悪化させるだけでは
この際手術して、来場所は休場しましょうよ
せっかくの大器を、ここで終わらせてイイんでしょうか
これじゃ、一向に良くなりませんよ・・・
それと、すぐに抱え込むクセは
絶対に直さなくちゃ・・・
魁聖は不戦勝が二つもあったのに
勝ち越しならず・・・
自分でも「もったいない」と言っていました
稀勢の里 VS 豪栄道 (押し出し)
立ち合いは互角 (稀勢の里は腰は高いけど)
向こう側では差し手争いの様子・・・
ここで稀勢の里が左を差した
そして掬って、豪栄道が体勢を崩し
さらに頭を押さえつけ
逃げる豪栄道を追いかける稀勢の里
後ろ向きになってしまった豪栄道・・・
稀勢の里の押しに、回り込もうとしたが
自分で、出てしまいました・・・
反対側からのVTRで見ると
豪栄道は右の前みつを掴んでいたんですね
そこを掬い上げて廻しを切って
ここで稀勢の里が廻しを掴み
そのまま前に送っています
最後は体当たりのように押して
左腕で押しています
落ち着いていました、稀勢の里
あれだけのプレッシャーの中
最後にこの勝ちは良かったです
豪栄道は負け越してしまい
来場所はカド番になりますが、何とかなるでしょう
「悔いが残る場所になった」とコメントしたらしく
豪栄道には悔しいでしょうが
やはり稀勢の里の方が実力は上です
これは仕方がありません・・・
それよりもやはり稀勢の里の気持ちが切れなかったのが
何よりも嬉しかったです
ここで負けていたら
今までの努力が報われませんよね・・・
稀勢の里は、どうやら右の足首を痛めていたらしく
巡業はお休みだとか・・・
ケガの少ない稀勢の里にしては
珍しいです・・・
まだいろいろと書きたい事もありますが
ひとまず、千秋楽の記事はこれで終了~
お付き合い下さった方
有難うございます
また、ボチボチと記事もアップしていきますね~
こんにちわ
昨日の続きです
豊響 VS 松鳳山 (押し出し)
こちら、行司待った2回
一番キビシイこの方が激オコ
豊響にちゃんと手を付くようにと睨んでいます
(怖いよ~)
さて、3回目
もろ手で当たって
攻めた豊響 腕が良く伸びています!!
負けじと押し返す松鳳山だったが
巧く、その腕を跳ね上げ
今度は自分が押し返す
これで勝負あり
膝の内視鏡手術の後でしたが
何とか7勝しました
豊響は、立ち合いから巧くハマれば
一気の電車道もありますが
そうでないときは脆かったりするので
やはり立ち合いが勝負ですね~
松鳳山は今場所は星が上がらず・・・
押し相撲から四つ相撲になりつつあるのが
かえって中途半端になりがちな面も・・・
そして、豊響が弟弟子の妙義龍に水付け
妙義龍 VS 千代鳳 (送り出し)
立ち合いの、この左のはず押し
この押しで千代鳳の身体が起きました 右も深く差している
千代鳳が何とかもがいたが、もろ手で頭を挟みつけた妙義龍!!
千代鳳がここで圧力を止めて、首に腕を巻きながら右手で突き放しに来たが
妙義龍が腰を落として、またまた左のこの押し
これで千代鳳の身体が後ろに向いた
そこをすかさず体を寄せて
最後は腰で押しました~
VTRで見ると
ここで千代鳳が突き放そうとしたとき
妙義龍は右で後ろみつを掴んでいました
だから押してきても、ビクともしなかったんですね~
そして苦し紛れのこの首投げも、右膝が外側にあるのでへっちゃらです
早々と負け越ししたにも拘わらず
そこから何と5連勝です
7回目の勝ち名乗り
足首の手術の後で、もしや大負けするかも・・・と思っていたので
ここまで持ち直してくれて、本当に嬉しいです
千代鳳に関しては、低い姿勢で落ちないのは凄いんですが
攻めが遅い、という印象です。
何が得意なのかが、捉えどころがない感じがします
隠岐の海 VS 碧山 (押し出し)
碧山はもちろん、あの太い腕の突っ張りが強烈です
でも、それを押し出す隠岐の海も巧かったです
ただ、隠岐の海は
性格も相撲の取り口も、全く理解不可能・・・
何を考えているのかサッパリ分かりませんね
あまり欲が無さそうです
いつも淡々としているし
詩子さんがいればそれだけでイイのかも
宝富士 VS 栃煌山 (叩きこみ)
条件無しでの敢闘賞が決まり
思い切って相撲が取れるぞ~と思っていた宝富士。
何と 変化で栃煌山がバッタリ
これはないよ~
実力者の栃煌山を相手に
どれだけ頑張れるかが見たかったのに(T_T)
たとえ負けたとしても、精一杯の相撲が見たかったのに (´_`。)グスン
下がる花道では嬉しそうな付け人さんが
何やらしきりに話しかけておりましたが・・・
この後、風呂場に向かう途中
いきなり組長が現れて、怒鳴りつけられたとか
「上を目指すのに、あんな相撲でどうするんだ」
ホント、その通りですよね
もう、殴られそうなくらいの勢いだったらしく
「取り直せるならもう一度やりたい」と宝富士の弁
三賞インタビューでは、こんなお通夜のような表情でした
ただ、安美錦の伝言をするときだけは
こんな嬉しそうな表情になりました
NHKさんも、もう恒例になっているので
わざわざ安美錦のワイプまで ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
「今はプールで歩けるようになったので
安美錦は元気です」
だそうです
しかし、ホントこの変化だけは頂けませんでしたね
来場所は関脇に上がるのでしょうが
こんな相撲で上がっても、ファンはちっとも喜べないよ
でも、最後にこんな欲を見せるなんて
宝富士でさえそうなのか~と
何となく、考えさせられた一番でもありました
栃煌山は先場所までは
あまり元気もなかったですが
やっと迷路から抜け出しつつありますね
足が万全ではない中でも
闘志は戻って来たようです
思えば、白鵬の猫だましから
どんどん崩れて行ったような印象でした
でも、気持ちの面では復活したようで良かったです
白鵬には今度もエルボーで血祭りになりましたが
来場所は見返してやれーーー
栃煌山が怖いから白鵬はあんなことするんだよ
もっと自信を持ってくださいね~
ということで、まだ続きます
(パソコンがすぐ固まるので、時間が掛かってスミマセン)
こんばんわ
今場所の振り返りも終わっていないのに
どうしてもこのインタビュー記事をご紹介したくて
先にアップします
3回にわたる、ロングインタビューです
【妙義龍】角界随一「アスリート型相撲取り」の原点カベと向き合い挑戦する:妙義龍(関取/力士)第1回(CAMPANELLAさんより)
【妙義龍】下積みから頂点へ、そして「ゼロ以下」からスタートカベと向き合い挑戦する:妙義龍(関取/力士)第2回(CAMPANELLAさんより)
【妙義龍】ケガで一進一退、でも横綱になるのは諦めないカベと向き合い挑戦する:妙義龍(関取/力士)第3回(CAMPANELLAさんより)
いろんな事が書いてありますが
一番感動したのは
大ケガをしたときの対戦相手の臥牙丸に勝って
涙が自然に流れてきた、というところ
小さい頃から、そんなに恵まれた体でもなく
高校の時も3年になるまでは
なかなか芽も出なかったけど
腐らずに頑張ってきて雑用をこなし
コツコツと努力してきた妙義龍・・・
そして、プロの世界の厳しさ
幾度となくケガに泣かされ
それでも前向きに考えて頑張る妙義龍
そして横綱を目指す、という言葉
決して前面には出さないけど
気持ちの強さは秘めています
このところは廻しも掴めるようになり
まだまだ進化の余地は十分あります
場所後にメルマガも頂きましたが
本人は
「ケガも無く、風邪も引かずに元気です」とのこと
力士たちはみんなケガとの闘い
そして自分との闘いです
ケガを克服し、上手に向き合いながら
これからも上を目指してガンバレ、妙義龍
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