ルードの森

大相撲が大好き!妙義龍大好きな私です♪ その他は、ほとんど韓国ドラマばかり見ています(笑) 拍手ボタン押して下さると喜びます(どなたかは一切分かりませんw)

2019年02月

座布団投げの功罪




こんばんわ。


この前チラッと内館牧子さんの文章を読んだ。



内容は

白鵬稀勢の里に負けた一番で

観客から「バンザイ」されたあの時のこと。


あの時から白鵬が変わった、と書いてあった。

(私もそう思っている)



あれは九州場所で

4枚が繋がっているので、座布団は投げられなかった。



フツウなら座布団が舞うところだが

投げられない観客は

その代わりに行動で表したのだと思う。


誰ともなく「バンザ~イ」という声が広がり

館内を包んでしまった。



その日、白鵬は部屋に閉じこもり

朝まで出てこなかった、という話を聞いた。


よほどの屈辱を感じたのだと思う。



「日本人は自分を外国人としてしか見ていなかった」

「所詮は自分が頑張っても、日本人には認められないんだ」

おそらくそう思ったのだろうと思う。



でも、本当はそうではない。


稀勢の里は一番人気のある力士であり

それは座布団を投げられなかった観衆の

一種のパフォーマンスだっただけ。



「日本バンザイ」

ではなく

稀勢の里バンザイ」なのだ。



もしも座布団を投げられる状態であったなら

そういうことは起きなかったと思う。





VTRでしか見たことは無いのだが

朝青龍高見盛に負けた一番では

凄い数の座布団が飛び交い

中には飛び上がってバンザイしている観客も居た。




稀勢の里高見盛も、非常に人気のある力士であり

その力士が最強横綱に勝っての番狂わせ。


これは大相撲ファンにとっては

堪らないことなのだ。



今までの大相撲でも

横綱が負けて、観客が大喜びするのは

当たり前のようになっている。




白鵬があの時に差別を受けたと感じたことは

本当に残念でしかない。


みんなが最強と思って認めているからこそ

負けたら興奮するのが観客の性なのだ。



もしも白鵬を外国人としか見ていないならば

横綱土俵入りで

「日本一!!」

なんて掛け声がかかるだろうか?



そして勝った時

優勝した時にも

観客が温かい拍手を送るだろうか?



私は今でこそ白鵬の取り口を非難しているが

あの頃は本当に立派だった。


「日本人よりも日本人らしい」

そういう評価がほとんどだった。

私もそう感じて尊敬していた。




もしもあの時

座布団が投げられる状態だったなら

白鵬は、今

どんな横綱でいただろう。




最近は座布団投げを危ないと言って

嫌う人が大勢いるが

私はそうは思わない。



あれは一種の風物詩だと思う。



力士にとっても

座布団が舞う中、土俵に立っている姿は

夢にまで見る光景ではないだろうか?



いつだったか

嘉風が横綱に勝ったとき

「あれ?なぜ座布団が飛ばないんだろう」

「そうか、九州なんだ」

そう思ったと言っていた。





もちろん、あの座布団が直撃して

実際にケガをした人もいると聞いたが

危ないことは危ない。


だけど、予想のつく状態なので

身を守る行動を取るのが一番だと思う。


溜まり席で、力士が転げ落ちて来てケガをする人も居る。




それこそケガのリスクは日常にも潜んでいるし

(歩きスマホや、その他何気ないところにも多々)

何も座布団投げだけが取り上げられることでは無いと思う。

あれは特殊な空間なのだ。




ということで、また






雑誌『大相撲中継』に私と同じような意見が!!




こんばんわ。



いつも読んでいる相撲雑誌を読んでいたら

この前の私の意見と同じようなことを

仰っている方がおられました




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「暴力問題再発防止検討委員会」の委員長を務める

この方です



76ページにもわたる「報告書要旨」を作成し

ひとりひとりの力士に真摯に向き合い

暴力問題の本質を丁寧に把握された功績は

かなり大きなものでした



殆どがこの問題についてなのですが

最後の方で

外国人力士や横綱についての意見もありました。



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私がかねがね思っていたことを

きちんと仰ってくれていて

本当に有難いことです。



外国人力士がみんながみんなそうではないにしろ

やはり文化の違い、考え方の違いは

そう簡単に埋めることの出来ない問題です。



「相撲道」というものを

本当に理解してこその大相撲です。







以前、私はこんな記事を書きましたが

決して差別とかではなく

生まれ育った環境の違いの大きさは

簡単には直らないということを言いたかったのです。


そして育てる親方たちも

かなり大変だということです。



ましてや横綱であれば

大相撲のシンボルであり

角界を代表する顔になります。



勝つことだけを追求するのは

相撲道ではありません。

勝ちに拘り、相撲道を忘れたら

それはもう大相撲ではなくなるのです。




こういう方が横審にいてくれたら、と

切に願ってやみません。






横審(と白鵬)への不満、いろいろ




こんばんわ。



良い話もあったり

また悪い話もあったりと

書きたいことはたくさんあるのですが

とりあえず、本場所に関しての問題点についてです。




ここのところ、立ち合いの不成立が頻繁にあり

見ている方もため息をつく場面が多々ありました




これは白鵬の悪影響が大きいと思われます。



この前、白鵬が全勝優勝した時も

先場所、10連勝した時も

殆ど立ち合いで先手を取る相撲でした。



相手の呼吸に関係なく

(というより、わざと呼吸を外し)

不意にサッと立って

相手に何もさせない相撲で勝ったのです。



誘われて立ってしまった相手は

不意を突かれ、何も出来ないという

相撲としては全く面白くない取り組みが

多々ありました。




先場所は

手負いだった御嶽海だけが

それを逆手に取って先手を取り

白鵬の方がやられてしまったワケです。


そこから

貴景勝玉鷲もしっかり見てましたしね・・・





とにかく

そういう立ち合いで勝った白鵬に対し

「踏み込みが速い」

「圧倒した」

などなど、絶賛する声も多く

私は呆れました




そんな相撲で勝って褒められるなら

他の力士だって、そりゃ見習いたくもなるでしょう・・・


自分本位の立ち合いをして

有利に持ち込みたいのはみんな同じです。



横綱がそれで強いと言われるなら

みんな真似するのは当たり前。




私が言いたいのは

横審には、こういうところを

しっかり見て欲しいということです。



しかも、以前から白鵬の悪影響はありました。



左で張って相手の顔を固定し

そこへ右のエルボーで相手を血だらけにしていた頃

下位の力士も

真似をするようになりました。


白鵬がやめてからは、ほとんど見ませんが)




立ち合いでの右の張り差しだけで

相手にダメージを与える相撲もあり

それを受け継いでいる力士もいます。




そういう白鵬の相撲をずっと見逃していながら

後から注文を付けた横審でしたが

何故、その時に言わなかったのでしょう




横綱を正しく導くのが

横審の役目ではないでしょうか



今、この立ち合いを見逃していたら

相撲というものが

力と力のぶつかり合いというより

立ち合いの騙し合いのようになってしまいます


そんな相撲なんて面白くもなんともない・・・





横審は、自分たちの役目を

もっと自覚して欲しいです



他にもダメ押し、立ち合い物言いなど

いろんな物議を醸す白鵬に対し

しっかりと意見を言える横審であって欲しいのです。



横綱に物申す機関であるはずの横審が

こんなに不甲斐ないものであって良いのでしょうか



横綱の在り方というものを

もっと真剣に考えないと

大相撲そのものが変わってしまいます。


そのくらい横綱という地位は偉大であり

全力士の見本となるのです。




最後にもうひとつ



勝負がついた後

白鵬は時々

行司さんの肩に手を置いて

もたれかかりますが

あれは見ていて良い気持ちになれません



行司さんの装束は

いわば、関取の化粧まわしと同じようなもので

とても貴重なものだと思います。


その装束にわざわざ触るのは

行司さんにとっては不快なことなのでは


表情には出さない行司さんですが

内心ではどう思っているのでしょうね・・・





とにかく横審が

しっかりとした横綱像を描いてくれないと

相撲ファンとしては困ります。



白鵬のことばかりですが

それだけ問題が多いということです。

そして、その影響力も計り知れないのです。





ということで、また






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